神奈川県鎌倉市・K様　屋根塗装・外壁塗装

塗装の前には必ず高圧洗浄をし、お住まいに長年付着していた汚れや苔を洗い流しています。

必要以上に屋根を踏んで傷つけてしまわないよう、できるだけ屋根に上らず洗浄しました。

表面だけでなく、溝の汚れもしっかり除去しました。

古くなったコーキングはカッターで撤去しました。

養生し、プライマーを刷毛で塗布します。

コーキングは全部で208mもの長さを施工しました。

この日は使用する材料の搬入も行いました。こちらは外壁の下塗り・上塗り塗料、付帯部の上塗り塗料です。

軒天用塗料、錆び止め、屋根の下塗り・上塗り塗料、コーキング材、タスペーサー、付帯部上塗り塗料と沢山用意しました。

スレートの屋根板金もガルバリウム鋼板屋根も錆びが大敵なので、下塗りに錆び止めを塗布しました。

ガルバリウム鋼板屋根には防錆性と遮熱性を持つサーモテックメタルプライマーを塗布しました。

棟板金の継ぎ目にコーキング材を注入するため、プライマーを塗布しました。

SRシールNB50を注入し、ヘラ均しをしました。

コーキングを釘頭にも被せました。これで釘が抜けにくくなります。

スレートの下塗りにはサーモテックシーラーを使用しました。

劣化状態から下塗り1回では塗料の吸い込みが止まらなかったため、2回塗布しています。

スレート屋根の塗装にはタスペーサーを設置します。この作業は縁切りと言います。

スレートは部分的に張り替えている箇所があります。

専用の工具を既存の屋根材を撤去し、新しい屋根材を差し込んで固定しました。

下の防水シートを傷つけないよう慎重に張り替えました。

屋根はガルバリウム鋼板、スレート屋根のどちらもスーパーシャネツサーモSiで仕上げます。

遮熱塗料なので日光の熱を効率的に反射してくれます。屋根材の温度上昇を抑え、室内に届く暑さも軽減されます。

最後に上塗り塗料をもう1度塗装して屋根を仕上げます。まずは大屋根です。

ムラなく、綺麗に仕上がりました。お色はクレタグレーです。

下屋のガルバリウム鋼板も同じ色で塗装しました。

これで屋根塗装は完成です！遮熱塗料は色によって日射反射率が異なり、クレタグレーは42.8%と高い反射率を誇ります。

軒天の下塗りは水性ミラクシーラーエコを使用しました。下地への浸透性に優れ、上塗り塗料の密着性が高まります。

破風板はマイルドシーラーEPOで下塗りしています。劣化が著しい状態でしたが、これで下地の補強ができました。

水切りやシャッターボックスはザウルスIIという錆び止め塗料で下塗りをしました。弱溶剤タイプで環境に優しい、最高級オールマイティーエポキシプライマーです。

これでしばらく錆びる心配はありません。

軒天は水性ケンエースという、軒天に適した艶消し塗料で塗装しました。

軒天以外の付帯部はエスケープレミアムNADシリコンで塗装しています。

耐候性、低汚染性、防カビ・防藻性に優れた人気塗料です。

付帯部の色はN-90、鉛白という色で統一させました。

付帯部の色を合わせると、統一感のある仕上がりになります。

塗り忘れ、ムラがないよう、細かく確認しながら塗り進めました。

中塗りも上塗りも同じ塗料で重ね、均一な厚みにします。

塗料がはみ出たり飛散しないよう、慎重に塗装しました。

水切りは特に細い部分なので特に難易度が高い部材です。

付帯部を明るい色で塗ることで、爽やかな印象になります。

このような細かい部分もこだわって施工しました。

これで付帯部の美観・耐久性も向上しました！

物置きスペースの波板が劣化していたため、張り替えました。

サイズをカットして穴開けをした波板を固定していきました。

波板が一新され、綺麗になり耐久性も向上しました。

養生をバラして細かな箇所を修正後、足場を解体しました。

足場を解体すると、綺麗に蘇ったお住まいが現われます。

K様も満足されているご様子でした。

外壁は5分艶で仕上げたので、落ち着きのある上品な見た目になりました。

軒天や雨樋など、細かな部材も念入りに施工させていただいたので、お住まい全体が美しくなりました！